7月例会が行われました。

7月例会は、28日(日)に四日市市総合会館3階の社会適応訓練室で、
京都から西原泰子さんをお招きし、午前中は、「生きがいのある人生を、
中途失聴・難聴者からいただいて ~要約筆記奉仕員として、今、
伝えておきたいこと~」というテーマで2時間、ご講演をいただきました。
 ご自身が要約筆記に関わった理由から始まり、難聴者が困っていることに
「気付き」、「動き」そして「変えていった」ことをお話されました。
そして、「不要となる日のため、いま、ボランティアを」という話に続いて、
「助けるものが助けられ、与える側が与えられ、人のためが自分のための
活動だった」と、締めくくられました。

 午後は、午前の講演への質疑の後、西原泰子さん、愛知の吉田俊子さんにも
参加いただいて、田代会長との鼎談でした。田代会長は、平成10年に
全要研京都大会に参加の折、三重県の聴覚障害者情報提供施設の設置の
参考にしたいと、京都市の聴覚言語障害センターに見学に行き、
その時西原さんにノートテイクをしていただいたそうです。
縁浅からぬお二人だと思いました。
 3人が、それぞれの立場から、要約筆記や難聴者支援に関わる
いろいろな活動、いきさつや三重難聴の発足の歴史など興味深い
お話をしていただき、初めて知ることも多い有意義な例会となりました。

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