Inclusive Publishing ニュースレター（ DAISY コンソーシアム）2023年5月
DAISY コンソーシアムが運営するInclusive Publishingウェブサイト
2023年5月ニュースレター（5/6発行）の翻訳を掲載します。
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アクセシビリティを考える： Charting the Waters- イベントレポート
バリアフリーの本
EPUB書籍の品質管理
DAISYツールの未来を確保するために
今後のイベント予定
リンク・記事
アクセシビリティのトップヒント
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アクセシビリティを考える：Charting the Waters- イベントレポート
ロンドン・ブックフェア2023では、アクセシブルな出版に注目が集まり、DAISYチームは出版社アクセシビリティ・アクション・グループの年次セミナー「アクセシビリティ：Charting the Waters」に参加しました。講演者は、アクセシブル出版に関するPAAG（出版社アクセシビリティ・アクション・グループ）憲章を新たに発表し、各組織におけるアクセシビリティへの取り組み方について、最新情報と概要を説明しました。ロンドン・ブック・フェアのイベントレポートでは、素晴らしい講演者によるさまざまな意見を詳しくご紹介します。
バリアフリーの本
「Books Without Barriers（バリアフリーの本）」は、アクセシブルな本を作るためのインクルーシブで詳細なアドバイスを含む、インクルーシブ出版の新しいガイドブックです。IPEd（inclusive publishing Archives Institute of Professional Editorsとオーストラリア出版協会（APA）が、著作権庁文化基金の支援を受けてオーストラリアで共同出版した本書は、出版プロセスの最初から最後までを網羅した実践的な情報、調査、アドバイスを提供しています。著者の一人であるAgata Mrva-Montoya博士が執筆した発売記念ニュース記事をご覧ください。
EPUB書籍の品質管理
マリアンヌ・グラスタッドによるこの記事では、電子書籍の品質とアクセシビリティを確保するために、製作前、製作中、製作後に何ができるかを考えます。実用的な推奨事項や豊富なリソースが掲載されていますので、ぜひ最新のガイダンスをご確認ください。
DAISYツールの未来を確保するために
DAISYのツールやソリューションは、主流のワークフローに不可欠なリソースとなりつつあります。アクセシビリティ・ソリューションを無償で提供する非営利団体として、この仕事を維持するためには、皆様のサポートが必要です。私たちのツールとサービスの多くは、プロジェクトスポンサーからの惜しみない資金によって作られましたが、私たちは今、出版業界からそれらのメンテナンスと将来の開発のために資金を提供してもらう必要があります。もし、あなたのコンテンツのアクセシビリティが、DAISY、SMART、Digital Publishing Knowledge BaseのAceに依存しているのであれば、スポンサーシップページから寄付をしてください。
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今後のイベント予定
以下のイベントの情報は、インクルーシブ・パブリッシング・イベントのページでご覧いただけます。また、年度明けのイベントの詳細もご覧いただけます。
(すでに終了しているイベント情報もそのまま掲載しています。）
5月
（5/18）グローバル・アクセシビリティ・アウェアネス・デイ 2023
GAADは、今年5月18日に開催されます。あなたの組織にアクセシビリティの提唱者がいるのであれば、この機会に意識を高め、自宅でもオフィスでもチームが参加できるような活動をコーディネートすることができます。私たちの出版社ツールキットは、多くのアイデアを提供し、あなたがスタートするのを助けるでしょう。
（5/6-5/9）ラウンドテーブル会議2023 - オーストラリア、シドニー
Nordic Inclusive Publishing Initiative (NIPI) は、プリント・ディスアビリティを持つ人々にアクセシブルな書籍を提供することを約束する政府機関によってスタートした北欧のネットワークです。 彼らの年次会議、インクルード！が帰ってきました。エキサイティングなイベントになることを約束します。
（5/9）DAISY AGM - ワシントンDCとオンライン
DAISY AGMは、私たちの定款および運営規則に基づいて必要とされる正式な業務をカバーします。同時に、私たちの活動を紹介するプレゼンテーションも行われ、誰でも参加することができます。
（5/8）架け橋になる： 電子書籍とアクセシビリティ - ボローニャ
このイベントは、午前中はプレゼンテーション、午後はアクセシビリティに関するワークショップが行われ、特に次期欧州アクセシビリティ法に焦点が当てられます。参加者は、イベントの半分または全部に参加することができます。
（5/29-31）インクルーシブ・アフリカ会議 - ケニアおよびオンライン
ナイロビで開催されるこの対面式およびバーチャルイベントでは、アフリカにおけるデジタルアクセシビリティと支援技術の次のレベルへの移行を検討します。
6月
（6/6）アクセシビリティの配備 - オンライン
このウェビナーでは、設計と開発を実現するために、アクセシビリティを組織全体に展開するための方法を紹介します。成功の度合いを測るための最適なプロセスや、組織の成長に合わせてアクセシビリティを持続させる方法について説明します。主催はaccessibility.com、モデレーターはGAADの創設者であるJoe Devonです。
（6/7-6/9）Readmagine 2023 - スペイン、マドリッド
毎年恒例のスペインのイベントで、最終日にはアクセシビリティに関するパネルセッションや、LIA財団主催の人気イベント「アクセシビリティキャンプ」が開催されます。
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リンクと記事
私たちは、インクルーシブ・パブリッシング・コミュニティに興味を持っていただけると思われるリンクのリストを以下にまとめました。
・メインストリーム出版イベントでのアクセシビリティ - DAISYの記事
・資源の少ない地域の読者のためのアクセシブルな書籍の新しい選択肢 - DAISYのウェビナーの概要
・「Accessibility For All」は「できたらよい」ではなく、「必須」である - Caroline Casey for Forbes
・大規模なデータの可視化を理解する - Ted Gies (Elsevier) CSUNのためのスライドデッキ
・研究支援と学術コミュニケーションのシステムとプロセスにおけるアクセシビリティの組み込み： 反省的なケーススタディ -アドバンスト・ジャーナル・オブ・プロフェッショナル・プラクティス
・ピアソン、ベネテック・グローバル認定アクセシブル出版社に選出 - Porter Anderson（出版の展望について）
・出版におけるアクセシビリティ - IPGポッドキャスト
・Laura Bradyブログ - 4月の投稿： InDesignの長い説明文、アクセシブルなFXL（レイアウト固定）ブック、ページリストの構築、欧州アクセシビリティ法と書籍出版
・代替テキストの記述と編集 - Jim Newell for Book Machine
・意味的なHTMLとは何か？- デビッド・A・ケネディ、A11yプロジェクトに参加
・アクセシビリティ成熟度のリトマス試験 - Greg Alchinブログ記事
・Charting the Waters：ロンドン・ブック・フェアにおけるアクセシビリティの話題 - Laura Brady for IPA
・完璧より進歩： コミュニケーションとアクセシビリティ・アドボカシーのためのより良い方法 - Meryl Evansブログポスト
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アクセシビリティのトップヒント
アクセシブルな調達に関するAbilityNetの新しい記事から調達のための10のヒントを紹介します。
1. デジタルアクセシビリティの要件を組み込む
2. サプライヤーに責任を追及する
3. 法令遵守を追跡する
4. インクルーシブな従業員の経験に焦点を当てる
5. 現在のプロセスを見直す
6. アクティブなヒアリングを実践する
7. 調達チームと連携する
8. 調達チームと協力する
9. サプライヤーを巻き込む
10. 情報提供とサポートを行う。
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翻訳は以上となります。何かお気づきの点がございましたら、jdc★atdo.jp（★を@に変えてください）までご連絡ください。
A.O
