9月の例会報告

9月21日(土)、毎年恒例の三重難聴・全要研三重支部による合同バス旅行が行われました。
参加者は36名。今回の行き先は、尾鷲市の「熊野古道センター」と熊野市の「花窟(はなのいわや)神社」です。
当日は、絶好の行楽日和となりましたが、高速道路が渋滞で、
関バスセンターへの到着が予定よりも遅れるというアクシデントにもかかわらず、
ベテラン運転手さんのお陰で、ほぼ予定どおり熊野古道センターに到着。
今回はNHKの取材があり、参加者一同いささか緊張気味だったようです。
行きの車内では、参加者による自己紹介で盛り上がり、尾鷲へ早く着いたような気がしました。
三重県支部の方で、熊野古道センターでの紹介映像「熊野古道伊勢路」の
ナレーションを字幕として付与したDVDを作成してくれていたので、内容がとても良く分かりました。
また、その後の職員による説明も、難聴者用に作成したパワーポイントの画面と、
要約筆記で安心してお話が聞けました。
日頃は、疎遠になっていたこの地域の難聴者や要約筆記者も、駆けつけてくださり、
交流を深めることができました。
昼食は「夢古道おわせ」のランチバイキングで旬の地元の食材でのお料理の数々に舌鼓を打ちました。
その後、箸づくりを体験。それぞれの手のサイズに合わせて箸をノコギリで切断し、
最後にはヤキゴテで模様をつけて、蜜ろうを塗布して出来あがりです。
そして、バスは一路「花窟神社」へ。この神社はイザナミノミコトが火の神カグツチノミコトを産み、
焼かれて亡くなった後に葬られたところだそうです。御神体は、大峰酸性岩でできた巨大な岩でした。
年2回、例大祭「御綱掛け神事」を行い、日本一長いともいわれる約170メートルの大綱を御神体から、
御神木にわたします。
茶屋「花の岩屋」で一息ついたあと神社をあとにしました。
そして、なんと道を1本隔てたところに海~海!
七里御浜です。丸い小石の浜から、波打ち際までザックザク歩き、
はるか昔の青春時代に戻ったようにはしゃぎ回りました。
足腰が少々疲れたところで、バスに戻り、お待ちかねのカラオケタイムです。
ヒアリングループが搭載されたバスなので、この時とばかりに、自慢のノドを披露しました。
尾鷲市の「お魚いちば おとと」で、お土産をいっぱい買い込んだ後、
最後に、みんなで「野に咲く花のように」と「世界に一つだけの花」を合唱して盛り上がり、
熊野の旅路を締めくくりました。

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