3月の例会報告

3月の例会は、23日(日)に桑名市総合福祉会館で行なわれた「みみ祭」
(主催:耳の日地域ボランティア「みみ祭」実行委員会)への参加でした。
今年度は会場の一室をお借りし、三重難聴のPR活動として、
部屋の入口付近に長机を準備し、きこえの相談の受け付け、機関紙「一期一会」や
きこえに関する情報資料等の配付などを行いました。
また、室内ではDVD「三重県難聴・中途失聴者協会主催のバス旅行の様子」※1と
「生命(いのち)のことづけ~死亡率2倍 障害のある人たちの3.11~」※2の上
映、
聴覚障がい者の自立をサポートするさまざまな機器の展示とその使い方の紹介をしま
した。
壁面には、これまでの例会等の写真を掲示しました。このような取組を通して、
三重難聴の日頃の活動について多くの方々に知っていただけるよい機会にすることが
できました。

1月の例会報告

1月の例会は、19 日(日)、四日市市総合会館にて「介護保険について学ぶ」という講演会から始まりました。
方言を交えながらの説明はとても分かりやすく、あっという間に1時間が過ぎました。

分かっているようでよく分かっていなかった介護保険。特に印象に残ったことは、
誰が介護保険料を払い、そのお金はどのように利用されているかを知ることができた
ことです。人口の7%が65 歳以上になった時に高齢化社会と言い、もっと増えた
時には高齢社会、21%を超えると超高齢社会と言うそうです。ちなみに、三重県は
24.3%(全国平均23%)の全国で27 番目とのことでした。
講演の後は、みんなで新年の抱負を語り合い、参加者一人ひとりの思いや願いを共有しました。
午後からは、三重大会の紹介と誘致を沖縄大会でするためのPRの予行演習をしました。

11月の例会報告

11月17 日(日)、四日市市総合会館に吉田俊子様(NPO 法人愛知県難聴・
中途失聴者協会相談役)と川合久美様(三重難聴前会長)をお迎えし、
「難聴運動」と「三重難聴設立までの経緯」についてのお話を
いただきました。
午前は、吉田様から過去の難聴・中途失聴者の差別の状況、また社会への
働きかけについて、同障の仲間の実態をふまえながらお話をしていただきました。
ストマイの注射で中途失聴者になり、会社で追い詰められて、ついにうつ
病になり、心身共にボロボロになって亡くなった夫の死に対する未亡人の怒
り・憤り、前途ある青年が偏見社会に負けて自死してしまった話など、
吉田様の一言一句に、社会に対する力強いメッセージが込められているようでした。
身近なお話も聞くことができました。「病院へ行く時は、名刺大のカードに大きな
耳マークと氏名がひと目で分かるものを首からぶら下げて行くようにしている。
いろいろな方法を試してきたが、この方法が一番よく分かってもらえると思っている」とのことでした。
診察を受けた時のこと。担当医は患者である私の病状について、私にではなく

9月の例会報告

9月21日(土)、毎年恒例の三重難聴・全要研三重支部による合同バス旅行が行われました。
参加者は36名。今回の行き先は、尾鷲市の「熊野古道センター」と熊野市の「花窟(はなのいわや)神社」です。
当日は、絶好の行楽日和となりましたが、高速道路が渋滞で、
関バスセンターへの到着が予定よりも遅れるというアクシデントにもかかわらず、
ベテラン運転手さんのお陰で、ほぼ予定どおり熊野古道センターに到着。
今回はNHKの取材があり、参加者一同いささか緊張気味だったようです。
行きの車内では、参加者による自己紹介で盛り上がり、尾鷲へ早く着いたような気がしました。
三重県支部の方で、熊野古道センターでの紹介映像「熊野古道伊勢路」の
ナレーションを字幕として付与したDVDを作成してくれていたので、内容がとても良く分かりました。
また、その後の職員による説明も、難聴者用に作成したパワーポイントの画面と、
要約筆記で安心してお話が聞けました。
日頃は、疎遠になっていたこの地域の難聴者や要約筆記者も、駆けつけてくださり、
交流を深めることができました。

7月例会が行われました。

7月例会は、28日(日)に四日市市総合会館3階の社会適応訓練室で、
京都から西原泰子さんをお招きし、午前中は、「生きがいのある人生を、
中途失聴・難聴者からいただいて ~要約筆記奉仕員として、今、
伝えておきたいこと~」というテーマで2時間、ご講演をいただきました。
 ご自身が要約筆記に関わった理由から始まり、難聴者が困っていることに
「気付き」、「動き」そして「変えていった」ことをお話されました。
そして、「不要となる日のため、いま、ボランティアを」という話に続いて、
「助けるものが助けられ、与える側が与えられ、人のためが自分のための
活動だった」と、締めくくられました。

総会時の写真です

総会の時の写真です。

第16回定期総会が行われました。

平成25年5月26日(日)、四日市市総合会館において、
第16回三重県難聴中途失聴者協会定期総会が開催されました。
多数の方の参加で盛大な総会でした。
午前の部は、まず、田代会長の挨拶から、始まりました。
改正された総合支援法について府県と市町村の協調の必要性や
対象となる障害の変更、4月から全難聴が「社団法人」から
「一般社団法人」となることなど興味深い話でした。
 そして、平成26年10月25~27日に三重県で開催される
「第20回全国中途失聴者・難聴者福祉大会」について説明がありました。
素案としては三重県、主に四日市での開催が予定されているとのことで、
実行される分科会や記念講演、アトラクション、オプショナルツアーなど、
話を聞いていくうちに大きな希望として胸膨らんできました。
 そのほか、平成24年度の事業報告および会計報告、
そして今年度の事業計画と会計予算も無事認可されました。 
平成25年度の役員改選もおこなわれました。
午後は恒例の「みんなで語ろう会」です。
午前中に田代会長から聞いた、福祉大会について、

1月例会が行われました

1月の例会が、27日(日)に四日市市総合会館で行われました。
はじめに会長からのあいさつです。
昨年4月に開所した三重県聴覚障害者支援センターへの意見や要望を出してください。
2014年(平成26年)10月、三重県で全国中途失聴者・難聴者福祉大会が開かれます。
皆さんの力を結集し成功させたいのでご協力をよろしくお願いします。

次に、第18回全国中途失聴者・難聴者福祉大会in埼玉(平成24年12月1日~3日)の参加者から、
分科会の内容についての報告がありました。

昼休みに、全難聴の福祉大会の様子をテレビで見ました。
午後の前半は、三重難聴が誇る「泣く子も笑う」、名司会で恒例の「何でも語ろう会」です。
限られた時間の中で、司会の気配りで、スムーズに進みました。
参加者からは、今年の目標・抱負・夢など、日頃の思いを語ってもらい、お互いを知る交流の時間となりました。
後半は、ゲーム「心を一つ」で、示された文字、「忍者」「野球」などを5人が同時にポーズをとり、
同じにポーズになるかで楽しみました。

7月例会が行われました。

7月の例会は、この4月から津市に新しくオープンした三重県聴覚障害者支援センターで行なわれました。
午前は、センター長よりセンターの案内、三重難聴会長より聴覚障害者の生活支援器具の紹介がありました。
会議室、相談室、映像作成室を案内してくれました。会議室には、難聴者が話しやすいように、赤外線補聴システム、
相談室にはループが常設されています。手話や字幕を付ける映像作成室では最新の機器が並びテレビ局のようです。
そこで手話通訳の様子を撮影する機材や、字幕が作られる操作を見せて頂きました。
この映像制作はボランティアの人達で作成していくそうで只今ボランティア募集中だそうです。
 その後は、三重難聴会長から難聴者の生活に便利な道具を紹介して頂きました。
強力なバイブの目覚まし時計、テレビの音を聞きやすくする補聴システム、
火災報知機や、赤ちゃんの泣き声、ドアホンの音に反応して光るランプ等ありました。

 4月から今まですでに1000人以上の方が来場しているようです。
ビデオライブラリーもあるし、まだ行った事もない人も是非行ってみてください。
お問い合わせは、三重難聴のホームページからどうぞ。

聴覚障害者支援センターオープン

平成24年4月1日、三重県でもやっと聴覚障害者支援センターがオープンしました。

津市桜橋にある県の社会福祉会館5階のフロアを改修して、
事務室・研修室・相談室・映像編集室等が設置されています。
ここでは相談・支援業務が行われます。
これまでは自分の聞こえについての相談に
一体どこに行くべきか分からなかったのが、
センターができたことで非常に明確になりました。
聞こえにくいのが自分だけではないこと、
仲間の存在を知るだけでも随分、精神的にも楽になります。
聞こえの改善についても、いろいろな補聴援助装置の使用や
要約筆記の依頼などの対応可能な事を知れば、
それが新しい1歩を歩みだす為の支援となる筈です。
詳しくは4月発行の会報「一期一会」をお読みください。
この記事についてのお問い合わせは、三重難聴のホームページからどうぞ。

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