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みやぎ支援センターニュース 「ゆい」 No.3

支えよう、東北の仲間たちを! みんなの絆と力で
みやぎ支援センターニュース 「ゆい」 No.3
日本障害フォーラム(JDF)東日本大震災被災障害者総合支援本部・みやぎ支援センター
2011年4月10日発行
仙台市太白区・仙台ワークキャンパス内 022-306-4663(TEL・FAX) jdf.miyagi@gmail.com

 被災地域の障害のある人への訪問調査活動は、沿岸地域の事業所を回り、今後、地域の避難所など、内陸部にも活動範囲を広げています。4月7日のM7クラスの余震を受け、一度向かった事業所への再訪問を行ないました。建物のヒビが広がったり、復旧したライフラインが再び使えなくなるなどの被害が報告されています。センターでは、「被災障害者を支援するみやぎの会」との情報交換会を行い、支援活動のネットワーク化を模索しています。

訪問累計(4月8日現在)
障害者支援事業所 153ヵ所、避難所 37ヵ所、市町村 24ヵ所、物資提供 20ヵ所、
その他、関係機関 17ヵ所、聞き取り 11人、訪問支援 2件、支 援 員 176延人。

★訪問調査活動第一次報告(速報値)をまとめプレスリリース!!-4月8日 宮城県庁に届けました-
 訪問調査(3月31日~4月6日)では、津波被害の大きかった沿岸部の自治体10市11町に所在する事業所153カ所に伺いました。建物の流失・焼失・全半壊など、約3割の事業所が建物の被害を受けています。事業所職員も被災しているなど、困難な条件のなか、やっとの思いで活動を再開した事業所も、仕事の受発注先が被害を受け、作業ができないところもあります。一方、障害のある人の生活では、流失したグループホームに代わる住まいの場、カテーテル・介護用ベッドなど、ニーズに応じた支援物資がない、トイレ介助などのヘルパー支援がないことから、障害のある人のご家族のご負担も大きくなっています。センターでは、他団体からよせられた安否確認の活動や、調査の整理・分析、地域への訪問調査を継続していきます。

<県内団体の情報交換会を開催しました(4月7日)>
 4月7日(木)午後2時より、仙台市福祉プラザにて、宮城県内の障害者団体・支援団体が集い「東日本大震災にかかる情報交換会」を開催しました。主催は「被災障害者を支援するみやぎの会(県内の障害者団体による会)」と、JDFみやぎ支援センター。宮城県障害福祉課、仙台市障害者支援課からの参加がありました。
 3月11日以来、地域の団体や事業所などは、各会員・利用者の支援を行うとともに、全国組織を含む県外の支援団体も、それぞれのネットワークを用いて支援活動を行っています。
 しかしながら、震災後約1か月が経過し、ライフラインも復旧しつつある一方、いまだ安否が確認できない人も残されるとともに、在宅障害者など支援が届かない多くの人たちがいることは残念ながら確かです。各団体の取り組みでは限界があり、相互の連携と全体調整が求められています。
 このため、急遽の呼びかけだったにも関わらず、42団体、70名を超える参加者が集まり、それぞれの被災状況、課題、今後の連携のあり方を、時間を1時間延長して熱心に語り合いました。
 今後は、このような情報交換の場を継続的に開催していくことが確認されました。

●訪問調査活動日誌から…
【余震による被害の拡大も・・・】
・困難を乗り越え、活動再開に向けて準備を進めてきたところに発生した震度6強(4月7日)の「余震」。ようやく整理した事業所内を再び片付けることになったり、壁が崩れたり、道路に地割れが発生するなど、報道されている以上に「余震」は大きな影響を与えています。センターでは、8日、それまで1度訪問した事業所を再訪して、被害状況の再把握に努めました。塩釜市の身体障害者療護施設では、「余震」の影響で断水になり、生活に必要な水を支援してほしいとの要請を受け、同日、100リットル分の飲料水を届けました。(4月8日)

【避難所の生活の課題への対応も・・・亘理町】
・ 訪問調査活動も、障害者支援事業所に加えて地域の避難所にも広げています。各自治体では保健師や看護師を派遣しています。センターの活動では、亘理町など、地域の各避難所に伺い、ベッド等の障害のある人のニーズに合う物資の提供が課題となっていることがわかりました。また、2人の身体障害のある子どものご家族に伺ったところ、トイレへの誘導が必要など、避難所での生活を送るための課題も明らかにされました。(4月7日)

事務局は、今   (4月10日現在 これまでに関わった全国の支援員66人)

○4月8日、湯浅誠(内閣官房震災ボランティア連携室長)さんを介して、阪神大震災の経験をもとに作られた「被災者をNPOとつないで支える合同プロジェクト」(つなプロ)のメンバーが来訪。障害のある人、子どもや高齢者など特別な配慮を必要とする方々を「発見し、専門性を持つNPO、機関等からの支援」をつなげるプロジェクトに参加して欲しいとの要請を受け、今後、連携を図っていきます。
○4月8日、東京から5名の新メンバーが駆けつけてくれました。一方で、これまで第2クールを支えてくれた愛知、東京、埼玉のメンバーが帰郷し、職場復帰します。訪問調査を牽引し、センターの基礎固めに尽力されたメンバーでした。愛知は交代で4名、週明けには東京からも多数の新規メンバーが参加されるとのことです。事務局もほとんどのメンバーが変わり不安はありますが、引き続き活動をされるメンバーを頼りに、新規メンバーにも大いに期待しています。

● 訪問調査支援員からひと言 ●
■被災された方の気持ちにたって、支援にあたることの大切さに改めて気付かされました。その気持ちをいつも忘れずに、1日も早い、本当の意味での復興にJDFのみんなの力を発揮していきましょう。
(泉早苗さん・埼玉/大久保清美さん・滋賀)

<活動の記録>
4月7日(木) 「東日本大震災にかかる情報交換会」に参加。余震(震度6強)発生で屋内待機、一時緊張がはしる。
4月8日(金) 訪問調査第一次報告をまとめプレスリリース!
4月9日(土) 点字図書館から依頼されていた安否未確認の会員のみなさんに電話で安否確認。

支援は始まったばかりです。まだまだ、支援を必要とする人たちがたくさんいます。
全国各地から人と車両の応援を、ぜひお願いします!

写真:情報交換会に集う障害者団体(仙台市福祉プラザ)

みやぎ支援センターニュース 「ゆい」 No.2

支えよう、東北の仲間たちを! みんなの絆と力で
みやぎ支援センターニュース 「ゆい」 No.2
日本障害フォーラム(JDF)東日本大震災被災障害者総合支援本部・みやぎ支援センター

2011年4月6日発行
仙台市太白区・仙台ワークキャンパス内 022-306-4663(TEL・FAX) jdf.miyagi@gmail.com

 被災地域の障害のある方々への訪問調査活動も7日目を終え、支援ニーズが集まってきています。
JDFみやぎ支援センターの認知度も広がっており、情報を共有し連携できる地域の関係団体も増えてきました。4月7日(木)には「被災障害者を支援するみやぎの会」との共催で情報交換会を行います。

訪問累計(4月6日現在)
障害者支援事業所 70ヵ所、避難所 34ヵ所、市町村 24ヵ所、物資提供 17ヵ所、
その他、関係機関 17ヵ所、聞き取り 8人、訪問支援 2件、支 援 員 延115人。

●訪問調査活動日誌から…
【病気で通所していなかった利用者1人亡くなる…気仙沼市】
・気仙沼市にある9ヶ所のホームのうち流失・焼失した 
のは4ヶ所。元の場所を確定するのも難しく、跡形もありません。避難所ですごす利用者の中には、慣れない生活環境にストレスを感じる方も多く、周りへの配慮からも避難所に入らない方もいるそうです。「地域へ、地域へ」といわれ必死で立ち上げたホームでした。 
施設利用者の安否はつかめているが、居宅利用者の状況確認は、まだ3割です。地域で安心して暮らすとはなんなのかと改めて考えさせられました。
(4月6日)

【被災されても誰かのために・・・岩沼市 仙台市】
・岩沼市の児童デイサービスでは、「ニーズがあれば市民の方からも子どもさんを預かります」とおっしゃっていました。同じ宮城の人間同士、自分たちも何かしなければと、被災したみなさんが奮い立っていました。仙台市の通所施設では弁当の製造・販売事業をしていましたが、注文のキャンセルが続き、事業所運営にも影響が出ているとのことでした。ライフラインが止まっている間は、備蓄されていた食材を使って、地域のみなさんに食事を提供していたそうです。(4月5日)

【自分の部屋で生活ができます!・・・石巻市】
・避難所生活が困難になっている脊髄損傷の方の依頼を受けて、自宅のヘドロ除去作業、片付け、消毒を行い、地域生活を再開する準備、地域の支援者への引き継ぎを行いました。「自分の部屋で生活ができる」と、とても喜んでいただきました。(4月5日、6日)

<ウェルカム&ありがとう 来訪>
仙台市障害者福祉協会会長 阿部一彦さん、仙台市障害者福祉協会常務理事 渡邉純一さん、東京都発達障害支援協会理事長 柴田洋弥さん、国立長寿医療研究センター生活機能賦活研究部部長 大川弥生さん(4月5日)障がい者制度改革推進会議担当室室長 東俊裕さん 他2名、日本てんかん協会宮城県支部代表 萩原せつ子さん 他3名、障がい者自立生活支援センターフリーワールド代表 中島幸生さん(4月6日)

事務局は、今 大野眞知子さんご夫妻が訪問活動にご参加の応援!
(4月6日現在 これまでに関わった全国の支援員51人)

○宮城県知的障害者施設親の会連合会副会長大野眞知子さんは当センターのご近所にお住まいで、応援を名乗り出て下さり、ご主人の大野利雄さんとともに訪問調査活動に参加していただいています。地域の方ならではの貴重な情報をいただきながら活動を助けていただいています。
視覚障害者の方から、被災した際に壊れた食器などを集積場に運ぶ支援の依頼を受けました。地震で骨折をしてしまった精神障害の方からは家事援助の相談がありました。何かできることはないかと、市内の企業から協力の申し出がありました。毎日の電話件数は増えてきています。
○全国から支援の申し込みが集まってきており、みなさんのスケジュール調整をしています。1日単位で構成メンバーが入れ替わるので、情報を整理しながら引き継ぎをして、1日ごとの組織づくりをしています。
 今後到着時間など、調整させていただく場合があるかもしれません。よろしくお願いします。

● 訪問調査支援員からひと言 ●
■被災された方々、そしてその悲しみ、苦しみを抱えつつも現場でご尽力されている方々は疲弊しきっています。現状把握をきっちりして、微力ながら少しでもお力になれるように活動を深めたいと思います。
(白田(はくた)智さん・東京からの派遣)

<活動の記録>
4月4日(月)被災障害者を支援するみやぎの会との打ち合わせ
4月5日(火)気仙沼への訪問調査(1泊2日)
4月6日(水)脊損連連携の医師団、南三陸方面へ

支援は始まったばかりです。まだまだ、支援を必要とする人たちがたくさんいます。

全国各地から人と車両の応援を、ぜひお願いします!

写真上:津波により船がホーム上を通過しました

写真下:夜の定例ミーティングに参加していただきました。
右からJDF代表小川栄一さん、JDF政策委員長の森祐司さん、仙台市障害者福祉協会の阿部一彦さん、渡邉純一さん、手前にはDPI日本会議の崔栄繁さん、木下努さんがいらっしゃいました。(4月5日)
小川さん「みなさんの活動に感謝しています。」

みやぎ支援センターニュース 「ゆい」  No.1

支えよう、東北の仲間たちを! みんなの絆と力で
みやぎ支援センターニュース 「ゆい」  No.1
日本障害フォーラム(JDF)東北関東大震災被災障害者総合支援本部・みやぎ支援センター

仙台市太白区・仙台ワークキャンパス内 022-306-4663(TEL・FAX) jdf.miyagi@gmail.com

 日本障害フォーラム(JDF)は、3月30日、仙台市にみやぎ支援センターを開設しました。
開設式には宮城県障害福祉課・仙台市障害者支援課や地元の支援団体や施設、国際的なNPO、JDF幹事など約50人の出席があり、地元新聞・放送局などの取材もありました。
 全国の各団体から職員が派遣され、数日から10日間位ずつ交代で仙台に滞在、支援員としてセンターを拠点に支援活動を始めています。

訪問累計(4月2日現在)
障害者支援事業所24ヵ所、避難所26ヵ所、市町村20ヵ所、物資提供15ヵ所、
その他、関係機関14ヵ所、聞き取り8人、訪問支援1件、支援員延べ49人。

●訪問調査活動日誌から…
【あたかも野戦病院のような役場…山元町】
・町役場の1階窓口は安否確認と遺体確認の窓口になっていた。敷地内の保健センターでは使い捨ての白衣を着た看護士さんが狭いスペースで医療行為をしていて想像を越えるひどい状態。
・聴覚に障害のある人が、地震発生から10日後に「何があったのですか?」と訪ねて来た。何が起きたかはわかっていても、どうしたらよいか、わからなかったようだ。(3月31日)

【当支援センターの情報の自治体宛FAXが力に…石巻市】
 ・県障害福祉課から、みやぎ支援センターが"施設等を巡回し、必要物資の運搬等を含めた被災障害者の支援を行なっているので活用して"、という趣旨のFAXを全市町村に送られたおかげで市役所障害福祉課の方がとても丁寧に対応してくださった。被災地ではいろいろなNPOが活動しているので、「JDFみやぎ支援センター」の名札着用はいつも必要。(3月31日)

【手帳の再交付が不安…名取市】
 ・市役所を訪問するも混乱状態。障害のある人の避難所利用状況は把握していない。出勤できる職員が少ないとのこと。避難所で障害のある人の親御さんと話せた。療育手帳の再交付が不安。作業所通所が再開できるのか。避難所は3食あるので困らない、との声。(4月1日)

【会員の安否を確認してください!…気仙沼市】
・事務所が流され、プレハブで業務を始められた社会福祉事務所の係長に、施設などに所属されてない在宅障害者の安否確認・支援の協力を求めた。
・事前に電話で肢体不自由児父母の会から気仙沼の会員の安否がわからないので生活支援センターと連携してほしい、との相談があり、翌日連絡。(4月2日)

<活動の経過>
3月28日(月)立ち上げチーム6人が仙台入り
30日(水)開設式/宮城県・仙台市及び地元障害者団体と対策会議/県庁と東北厚生局を訪問
  31日(木)宮城県から当支援センターの紹介状を全市町村に交付、ならびに県内の被災地の障害者支援事業所の情報・資料の提供を受けた/訪問活動開始(以降、毎日実施)
4月1日(金)被災障害者を支えるみやぎの会に、当支援センターの県内障害関係団体への紹介要請

<ウェルカム&ありがとう 来訪>
◎宮城県知的障害者福祉協会会長・中村正利氏/全社協高年・障害福祉部・桑原信人氏(4月1日)◎全難聴理事長・高岡正氏/みやぎ・せんだい協会理事長・松本隆一氏/宮城教育大学連携推進専門職・村田哲彦氏(4月2日)◎兵庫県社会就労センター協議会福会長・正心徹氏/兵庫セルプセンター副理事長・山﨑玲輔氏/宮城県知的障害者施設親の会連合会副会長・大野眞知子さん(4月3日)

事務局は、今 脊損連・宮城県支部の齊藤さんが事務局員に!
(4月3日現在 支援員37人)
〇4月3日朝から、全国脊髄損傷者連合会・宮城県支部の齊藤忠義さんが事務局員に加わってくださいました。齊藤さんは車いすや介護用品の会社を経営されており、福祉用具専門相談員かつプランナーでもあります。電話相談の応対を主に引き受けていただき、事務局に詰めてくださっています。
〇地震発生直後、ガソリン不足は深刻でした。山形県コロニー協会の須貝さんが携行缶を持って何度も往復してくださり、東京・愛知の支援員からも補給していただきました。現在、供給は改善しつつあります。
〇仙台市内のガソリンスタンドにはまだ長い列ができています。コンビニの棚もガラガラです。一方、2日に出かけた気仙沼では待たずにガソリンが買え、コンビニの棚にも商品が並んでいます。物資は被災地を優先して供給されているようです。被災者に向けた各地からの物資もたくさん届いているようですが、1人ひとりの手元に届くのに時間がかかっているようです。

● 訪問調査支援員からひと言 ●
■石巻市の状況調査に行きました。市街地の復旧はすすんでおり燃料不足や物資不足も解消されつつあるようでしたが、車でわずか10分の沿岸部を走れば、そこは津波によって復旧の目処がたたない様子です。第2グループの使命を精一杯果たします。(麻生浩平さん・愛知からの派遣)
■現地に入り実際の状況を目の当たりにし、言葉では表せない、心が折れてしまいそうな感じを受けました。このような状況の中で自分に何ができるのか不安はありますが、少しでも被災された方々のお役に立てるように精一杯努めたいと思います。(高橋公平さん・東京からの派遣)

支援は始まったばかりです。まだまだ、支援を必要とする人たちがたくさんいます。
全国各地から人と車両の応援を、ぜひお願いします!

写真上:多賀城市障害者支援事業所の被災状況

写真下:ヘドロで埋めつくされた作業室

4月2日 東北大震災●JDFみやぎ支援センター 活動報告書

4月2日 記録者名:坂下共 確認責任:小野 浩

支援員 14チーム 49人
避難所 26ヶ所、役場・行政 20ヶ所、社会福祉事業所 24ヶ所、自宅 0ヶ所、その他 14ヶ所。
※3月31日から4月2日までの3日間

●活動方針・計画●
1.訪問調査活動について~第1グループおつかれさま、第2グループようこそ!~
4チームに分かれて、消防学校に備蓄されている物資の確認・前日の訪問を受けての物資配達、気仙沼市の役所と関係機関を訪問、多賀城市の避難所訪問、調査結果の地図へのマーキング・引き継ぎを実施する。

2.事務局
 訪問調査票や業務報告の集計表を作成する。支援を終えたメンバーを送り出すとともに、新たなメンバーを迎えてのオリエンテーションを行う。運営管理のためのマニュアルをさらにバージョンアップする。

●活動報告●
1.訪問調査活動の報告
(1)グループ(報告 増田)
・石巻市内の法人を訪問。ガソリン40Lを提供した上で、調査や支援の連携について相談した。石巻市に多くの事業所を持っているが、支援センターとしても市内法人と協力し、事業所の状況把握を調査する必要がある。1棟を一般の人の避難所として開放しているが、退所してもらわないと通常業務には戻れない。が、行き場所が無い人たちが多く、目処がたっていない。
不足しているモノは大きめの長靴10足との要請があり、ただちに埼玉県やどかりで手配、明日到着する埼玉部隊が持ち込む。届き次第、配達する必要がある。
・Aさんへの支援の要請
脊損連の大濱さんから支援センターに連絡があり、大野から増田に連絡をとった。Aさんの自宅が津波被害、ベッドなどを流失して避難所生活をしており、介護ベッドが必要ということ。本人確認のために、携帯電話で連絡をとりながら、避難所である石巻西高校に移動。本人、家族と対面して、被災状況・必要な支援を聞き取る。難民を助ける会に手配をお願いして、動いてもらっている。今後、手配が整い次第、手元に届ける役割が発生する可能性がある。いつ届くかは未定。

(2)グループ(報告 荒木)
・気仙沼市
宮城県身障福祉協会を訪問。場所は特養施設。建物の被害は無く、ライフラインも戻っている。小野センター事務局長から、訪問調査の協力を依頼。ガソリンは、ゼネコンを通じてタンクローリー1台分確保済み。それ以外にも系列法人や法人役員関係のつながり等から、物資は豊富とのこと。知的発達?障害関連の"はんとく会"も支援活動を行なっているとのことで報告を受けた。
職員の状況は、家や車を流され、通勤に不自由している人もいる。視覚障害のあった(全盲)職員が、震災当日の午後は自宅にいたため、いまも安否を確認できない。施設の運営を支えている職員たちの疲労は限界に近い中で働いている。介護ボランティアのオファーもあるが、職員の限界前に受け入れたいと考えている。目安は1ヵ月後ぐらい。
会長の紹介で気仙沼市社会福祉事務所を訪問。流され、やっとプレハブで業務を始めたような状況。係長に訪問調査の協力依頼。施設関係は把握していて、利用者の安否不明は確認してもらっている。所属のない個人の方については、個人情報もあり情報提供については要検討とのことだったが、協力は受けたいと積極的な要請を受けた。来週までには、市障害福祉課が実施している障害者支援事業所の利用者・家族・職員・施設の被災状況調査の結果は、もうすぐあがるので、それをぜひ提供したいとのことだった。また支援センターとしては、その報告を踏まえて来週以降に、調査・支援活動に入りたいので協力を要請すると積極的に受け入れたいとのことだった。
一関ICから気仙沼市まで、GSはどこも待機車の列はない。コンビニはかなりの商品がそろっていた。来週以降、2泊3日などで訪問調査予定を快諾された。
 係長に紹介された生活支援センターへは行けなかったが、事前に電話で肢体不自由児者父母の会から「気仙沼の会員の安否がわからない。その件は、気仙沼市の生活支援センターが把握しているので連絡してほしい」という相談があったが、その件も含めて、来週中に訪問することを電話で明日連絡する。
 
(3)グループ(報告 鈴木)
・多賀城市
多賀城の避難所の残り6ヶ所を訪問、これですべて把握した。4月4日から避難所を統廃合していく方針。避難所のいずれも、障害のある人はいないとの担当者の回答。保健師も毎日避難所を巡回、注意深く様子を見ている。
事業所5ヶ所(知的通所2、精神地活、知的GH、高齢者施設)を訪問、流失したところも数か所。「たけちゃんち」は、別のところで開所している張り紙を市役所で確認。「さくらんぼ」は、同法人の別施設で会えた。避難できたので、みんな無事とのこと。さくらんぼ職員は避難所を回って確認している。大きなスーパーから物資提供があって、なんとかなっているとのこと。
・塩釜市
避難所を長期と短期とで分けていて、長期の避難所を訪問。100人の入所。2~3ヶ月をめどにしている。まだ受け入れて間もない様子ではあるが、ざっと見て障害者は居ないとのこと。

(4)グループ(報告 大野)
・東松島市
午前中に、本日で終了する支援員は調査結果の地図へのマーキング引き継ぎ、片づけを行い、愛知からの第2グループの到着後、合流して東松島市を視察。ぎんの星に、物資を配達。
・名取市
夕方到着した東京チームは、名取市沿岸の被害状況を視察。

●今後の課題●
第2クールの本格始動となる、3日の活動課題は以下のとおりとする。
(1)障害者支援事業所の訪問調査の継続
(2)訪問調査の集約方法を見直す。会議報告ではなく、事務局が担当チームから記録を聞き取り、記録化していく。
(3)宮城県の各障害者団体が実施している会員の安否確認の結果情報の提供と、安否確認がとれていない人の追跡調査を支援センターが担うことを電話連絡する。
(4)宮城県内で、被災障害者への支援活動にとりくんでいるすべての団体での情報交換・連携のあり方等についての協議会を設置することを、仙台市障害者福祉協会に相談し、知的障害関係の支援活動を実施している団体との懇談を申し入れる。

4月1日 東北大震災 JDFみやぎ支援センター 活動報告

4月1日 記録者名 絹田敬子 小野 浩(きょうされん)

支援員 5チーム 15人

●活動方針・計画●
1.訪問調査活動について~土台づくりを行い、第2グループへつなげよう!~
4チームに分かれて、沿岸部中部から南部地域の避難所、関係機関への訪問に加えて、障害者支援事業所への訪問調査を実施する。

2.事務局
 訪問調査の集計表を作成する。集計表は、在宅障害者被災状況集計表、障害者支援事業所被災状況集計表、電話相談台帳等。
 仙台市障害者協会を訪問し、宮城県内の障害者団体の会員安否確認の情報提供を依頼する。

●活動報告●
1.訪問調査活動の報告
(1)グループ(報告 絹田)
・東松島市
やっと自衛隊がガレキ撤去などに入った所で、歩いていくのも困難な状況だった。沿岸部一体は全滅の様子。避難所は4月23日以降、集約されていく。生協が運営していた高齢者デイサービスに立ち寄った。浸水していたが、物損はない。
生活介護・就労継続支援B型の「ぎんの星」は、ガソリンがないということだったので、今回はそれを届けた。床上浸水、しいたけの原木や苗が駄目になった。
同じ法人の障害者支援施設の第2共生園は、水道管が破損していて、水が通っていない。34名入所。利用者、家族、無事。職員1名死亡。フェイスタオル、紙おむつ、ティッシュとトイレットペーパーが欲しい、といわれたので届けた。ガソリンが無いようである。冷ぴた、ウェットティッシュをといわれたが持っていなかったため次回に持ってくると約束。
続いて、高速道路の反対側の共生園を訪問(50名通所)。家族3名死亡。両親が亡くなった利用者は、親戚のところに避難している。利用者1名が安否不明。30名が自宅待機。16名が施設での避難。施設は指定避難所になっている。衣類が欲しいと言われたため、持って行った下着をすべて提供してきた。ゴミ袋、ウェットティッシュ。市役所に行って、物資の話をすると、避難所から申請が無いと持っていけないとのこと。指定避難所以外については、対応できない。市の倉庫に行くと物資が山のようになっていた。

(2)グループ(報告 石黒)
・山元町
地域活動支援センター・やすらぎ作業所は、建物の損傷は少ないが、社協立であり、社協職員が町の対策本部に集中しているため人的体制がない。ライフラインがもどるまで閉所の予定。利用者・家族は無事。職員で安否確認のできていない人がいる。
やすらぎ作業所と同じ敷地にある入所更生施設の「静和園」の施設長の話では、町の機能がマヒ状態にあるため、社協も混乱しており、施設の状態を把握している人がいない。「やすらぎ」のGHとCHもあるが、被災地域ではないので大丈夫だろうとのこと。

・亘理町
社協運営の児童デイサービスの「二杉園」のライフラインは止まっている。同じく職員は、町の対策本部に入っているため、作業所は休所となっている。町としては新学期に合わせて開所する方針。同じく社協のゆうゆう作業所は壁にひびが入るなどで使用禁止で閉所。所長自身(名取市在住)は被災していて、避難所生活。
山元町、亘理町は未だ行政機能はマヒ状態。

・岩沼市
生活介護・地域活動支援センターの「しおかぜ作業所」は、床上浸水で休所していたが、4月1日に再開した。GH、CHが1日開所の予定だったが、指定申請の手続きが震災のため遅れている。亡くなった利用者が2人(当日欠席、自宅で被害)。また家族が亡くなって、ご本人が避難所にいたが、避難所の人たちから、障害者だろうという連絡があり、親戚のところに移った。しかし親戚もまた避難所生活のため、GH・CHで生活できないかと親戚から要望がだされたが、行政機能がマヒしているので、指定申請手続きが間に合わないなどがあり、経営的には受け入れられないと所長は判断している。市としては現状どこも受け入れるところが無いという回答であるが、このケースは所長と市との交渉の経過を見守ることが必要。

・名取市
「みのり会」の施設は、全壊しており、ガレキの山の中。また「うらやす」(特養。GHうらやすとして一部を利用)も全壊で、自衛隊が捜索しているようなところ。これらの施設の利用者、職員の安否等の状況確認のため役場を訪ねたが、「みのり会」は法人内の就労移行事業の施設に移って無事であるとのこと。家族が亡くなって、安否不明が1人。利用者は、自宅に。
みお七ヶ浜の施設長と、「みのり会」の所長がつながっているので、今後も連携が可能。法人本部を酒屋2階に移し、1階を地域活動支援センター。「みのり会」35名の生活介護は、松けい大学の1室を借りて活動しているが、備品も流出したため通常のプログラムを行うための物資が欲しいとのこと。生活物資は、知的福祉協会に依頼をしたが、まだ届いていない。

(3)グループ(報告 生津)
・女川地区
災害対策本部で資源の情報をとる。2つの事業所のうち、「きらら」は流失。利用者1名の安否確認はできているが、どこに避難しているかは不明。行政機関はマヒしており混乱の収拾は当分続いてしまいそう。2・3階が高齢者デイサービス、1階が地域活動支援センターと病院が隣接している施設を訪問。高台にあったにもかかわらず、1階の地域活動支援センターは天井まで水没してしまった。活動は再開していない。病院からの要望としてガレキ撤去があがっている。

・石巻地区
石巻しょうしん会が、すでに地域の資源調査をすすめており、数字はつかんでいるが流動的で、日々被災後の生活場所が変化している。対応して調査していきたいが、燃料不足のため調査がすすまない。

(4)グループ(報告 鈴木)
・七ヶ浜
避難所6ヶ所中5ヶ所を視察。FAXがつながらなかったため、町役場へ県の職員がJDFの紹介文書を直接訪問し協力を要請していた。物資は充実しており区長が在宅者へ配布している。
障害のある方が避難所におられるところもあるが、適応が難しい状態ではないらしい。施設は2ヶ所。水の供給が遅れているが、とりわけ下水の処理が遅れている。1箇所は今日から開所しているが、燃料不足のため送迎は片道のみ。人身への被害はなし。気仙沼の施設の情報なども入っているようだ。資源利用のある人は行政ともつながっていて情報の伝達もスムーズであるが、在宅の人は区長さん、保健師さんなどの日常的な交流が今後の課題。

●今後の課題●
4月2日から第2クールに入るが、2日の活動課題は以下のとおりとする。
(1)気仙沼市の役所と関係機関を訪問し、今後の調査活動の糸口と課題を明らかにする。
(2)多賀城市の避難所訪問を実施する。
(3)消防学校に備蓄されている物資の確認と供給
(4)調査結果の地図へのマーキングと調査集計表への入力作業
(5)第2クールからの支援者へのオリエンテーションの実施
(6)山形からのガソリン補給の実施(山形コロニー)。またガソリン携行缶の確保はストップする。
荒木(JD)4月6日まで、坂下(きょうされん)4月10日まで合流。

3月31日 東北大震災●JDFみやぎ支援センター 活動報告書

3月31日 記録者名 増田 一世(やどかり) 小野 浩(きょうされん)

支援員 5チーム 15人

●活動方針・計画●
1.訪問調査の開始
(1)JDFみやぎ支援センターを設立したことを周知することと、今後の訪問調査活動の基礎(訪問活動のマニュアル、聞き取り調査のマニュアル等)を確立することを目的に、被災地域の自治体の役所と近隣の避難所を訪問する。
(2)今後の訪問調査の基礎資料を把握するために、避難所設置の最新情報を集約し状況、障害者施設等の現況を調査する。

2.みやぎ支援センターの運営・体制等の整理
(1)支援員の生活とセンターの運営、日課、分担についての整理
(2)事務局体制の確認
(3)物資管理の確認
(4)書式の整備、データ管理の方法

●活動報告●
1.訪問調査活動の報告
(1)グループ(報告 石黒)
・利府町  避難所訪問
・松島町  役場 担当課長 避難所マップはない。比較的松島は内湾なので大きな被害はなかった模様。障害者はいないといっていたが?
・東松島市  海岸がなくなっている。避難所7000名。社協(福祉避難所) 重い障害のある人の避難所(現在はいない)名簿は提供できない。身障協会の副会長を紹介してもらい、電話で問い合わせたところ、1500人の会員のうち200名が被災にあい、10名ほどが死亡か。
避難所が学校にあるため、新学期を迎え学校の避難所はなくなる。
銀の星 通所知的授産施設 15名の障害者の避難場所(ホームも壊滅状態)。
物資が来ない。JDFみやぎ支援センターから社協に連絡を入れて物資が入るようになる。
避難所には障害者はいないと。

(2)グループ(報告 絹田)
・名取市役所  混乱状態 障害者の避難所利用把握していない.出勤できる職員が少ない。
避難所は19か所、2000人が避難生活。
避難所で障害者の親と話すことができた。困っていることは、療育手帳の再交付が不安。作業所通所が再開できるのか。避難所では3食あるので困らない。
・岩沼市役所  4階建ての市役所。階段に被災状況を貼ってある。地域の方が集まって写真を見ている。1階が対策本部。社会福祉課と話したが、混乱しているため、避難所の障害者の利用状況は全く把握していない。
・亘理町役場  建物の使用していない。避難所―障害のある人の利用状況は不明。避難している人の話聞いた(名取に記載分)。
・角田市 障害者施設を訪問。4月から開所するが、ただしライフラインが再開していない。燃料確保が難しいので送迎はできない。
・山元町 役場に遺体安置所と避難所が設置され、1階窓口は安否確認と遺体確認の窓口になっていた。同じ敷地にある保健センターでは、使い捨ての白衣を着た看護婦が対応していた。狭いスペースで医療行為。予想以上にひどい状態。海外沿いを走ると、石巻のような状況。
・仙台市内の区若林区役所 混乱していた。担当課の話では、みどり工房が閉鎖。ある聴覚障害者が10日たってから「何があったのですか」と来所してきた。何が起こったはわかっていたのだろうが、どうすればいいのかがわからなかったようだ。
若林区の福祉避難所は、高齢者は特養、障害者は障害者福祉センターに設置。高齢者は 6世帯。精神の入院患者が増えている。民生委員などを中心に避難所を訪ねて全戸訪問している。在宅の人は漏れていることがある。訪問看護ステーションがよく動いている。燃料の関係で動けない、移動手段がない。電話も不通。低酸素脳症で入院した人がいた。人工呼吸器の人には連絡した。若林区動きが早いといえるが、動ける職員が少なく、思うようにつながっていないのが残念。
・太白区 避難所にいた聴覚障害の人に手話通訳を確保することできず、情報を的確に伝えられない。仙台市障害者支援課。何もつかめていない。目の前のことを消化するのに精いっぱい。

(3)グループ(報告 生津)
・石巻市役所 障害福祉課が対応。県からJDFみやぎ支援センターの事前情報がファックスされていたため、とてもていねいな対応だった。津波の影響が大きく、行方不明が半分。
「しょうしんかい」という会が中心に、福祉避難所になっている、石巻支援学校、サンネットなごみ、就労支援センターコスモス等を訪問している。
聴覚障害は、石川県の補聴器の電池などを対応している。
河南中学校近くの高齢者施設に重い身体障害の人がいる。
一般の避難所に障害者がいるかはわからない。
通所の作業所の利用者の安否確認は今後の課題。
在宅の障害者では、他の県に避難している人もいる。
石巻の障害者リストはない。
物資は入っているが、在宅の人に届ける対応ができていない。
事業所の対応は4月以降になる。
・石巻支援学校の福祉避難所
 45名のうち13名が障害者。うち8名が生徒。家が流されてどこにも行くところがない家族。自閉所の人で、避難所にいられない人が教室で生活している。新学期が始まると学校では生活できないため、どこか安心できる場がほしい。
重度の人の行く場所がない。市内や県内で過ごしたい。ダウン症や知的障害の人も避難所生活は限界にきている。
NPO法人が回ってきて、ガソリンを売りに来た。怪しかったので、すべて断っている。「JDFみやぎ支援センター」の名札着用が必要。
・社会福祉法人の福祉避難所。何人いるかも把握できていない。したかみ園に本部がある。
・女川  町全体がなくなった。役所が崩壊しており、仮事務所と避難所を総合運動場の体育館に設置した。災害対策本部はパニック状態。災害ボラセンターを訪問した際、社協が運営している地域活動支援センター「ウミネコ園」7名の安否は確認しているが、他の施設の利用者の安否情報はない。避難者集計表はあるが、障害者の把握はできていない。避難所は21か所あり、避難者数は2500人。生存者は避難者を含めて8000人、人口の約半分が亡くなっている。窓口は災害ボラセンターが今後も対応。県からも役場からも、指示はない。
(女川に行く際,時間によっては通れない時間がある.迂回していくような状況.自衛隊がう回路を作っている.余裕持っていく必要がある)

(4)グループ(報告 鈴木)
・七ヶ浜 みお七ヶ浜を訪問。3人の方が被災し、難所で暮らしている。身体の人2人,ペースメーカー1人.仮設住宅希望している。
・七ヶ浜町役場 担当者の対応はていねいだった。避難所6か所、1100人が避難。役所の電話もやっとつながったところ。東北で一番小さな町。
もう1つの施設では、一時宿泊していたが、現在休所中。在宅者はいない。
広域を担当している相談支援事業所があり、ストマ用具は来ているが周知できていない。
・七ヶ浜社協を訪問
14地区ある地区の民生委員も被災者。保健師が定期訪問。社協が運営している施設は休所。障害者のニーズはある。ローラー作成で回ってきたらニーズが見えてきた。個別のニーズが拾えるのではないか。在宅で知的の障害者と同居している本人から相談があり、物資は民生委員から区長を通して配布したが、氷山の一角だろう。おむつが必要など、個別のニーズが見えてきた。
・国際村の避難所  車いす 5人 知的 1人 精神 1人
避難していたAさん(みお七ヶ浜の利用者)は、ガソリンはないが、物資は豊富、水が使えないのでシェーバーがほしい。風呂が難しい。自衛隊は沐浴。介助者がいない。仮設住宅待ち。ガソリンが抜かれるなどもある。手帳の再交付の手続きを役場でうまくいっていない。ガソリンがなくて役所にも行けない。周りの人は頑張れと言うが。
・塩釜市  役所―係長対応。活発な活動をしている。包括支援センターが中心に高齢と障害に物資の運搬し、ヘルパーが物資を届けている。介護・高齢が中心。
視覚障害のガイヘルはいるが食糧が買えない。ガソリン券はあるがガソリンがない。
避難所  長期 100人(車いす) 短期 150人
施設  開所(2か所は水没)福祉避難所も自宅に戻っている。グループホームは水没した。
入居、長期には難しい。県にも打診.返答がない.支援がないと在宅は難しい.
社協―事務所では把握できていない.ボラセンター  手をつなぐ育成会

(5)グループ(報告 増田)
・多賀城市 人口62,000人(死亡者175名、行方不明者35名、避難者4,294名うち宿泊者2,767名、避難所10ヶ所)
多賀城市役所 社会福祉課障害福祉係、保健師、―在宅の障害者の現状の把握はできていない.訴えのある人に対して保健師などが対応している.保健師の方は役所を離れられないので,在宅の視覚障害の人たちのことが気になっている.
多賀城社会福祉協議会  広島県社協から支援に入っている方 避難所・在宅の障害者の実態はあくまでできていない.問題は多いと思う.
 障害者のことは気にかかっている.障害者のための避難所が必要といわれた矢先にこの災害だった.社協に関係している障害者団体などにみやぎ支援センターのことは伝えていきたい.
民生委員も半数以上が被災者で,十分に地域活動ができない状況.
多賀城市市民活動サポートセンター  ニーズの把握のために避難所の責任者への聞き取り調査を実施.現在分析中.結果は対策本部に提出.障害者の問題はあると思っているが,把握できていない.
 せんだい・みやぎNPOセンターは,みやぎ連携振興センターを立ち上げ,支援をしたい団体とサポートを必要とする市民を結び付ける取り組みを始めた.被災者とNPOをつないで支える合同プロジェクトも立ち上がっている.(いずれもブログがある)
多賀城市地域活動支援センターコスモスホール 建物に被害はなかった.利用者で2人が避難所生活.それなりにやっている.避難所での生活が忙しく作業所に来れないこともある.現在は炊き出しをメンバーのために実施.
・避難所 現在10か所
 そのうち4か所を訪問  天真小 700人  多賀城中  370人  多賀城小  300人
             文化センター
いずれも障害のある人はいるだろうが,把握はしていない.困ったことがあればその都度対応.入院等が必要な人の場合にはすでに対応すみ.

2.訪問調査のまとめ(小野)と翌日の課題
31日の訪問調査は、実態把握も目的にあったが、JDF宮城支援センターの周知と、今後の訪問調査活動の基礎を確立するための情報収集でもあった。
本日の訪問調査では、同じ被災地でも、被災の大きさによって、被災者の生活状況に大きな違いがあることがわかった。訪問先の役所や施設、避難所の状態、物資の供給状況、ライフラインの復活状況などに大きな差がある。女川や南三陸地域は、町全体が機能不全状態で、住民全員が社会的障害を負っている状態にあるともいえる。今後の訪問調査や個別の支援活動を具体化するうえでは、一刻も早く被災地域の全体像を把握する必要がある。
また、宮城県障害福祉課が、沿岸部の津波被害地域の特定と、連絡不能な障害者施設を書き込んだ地図と、被災地域の障害者施設等の名簿を作成してくれた。
4月1日の訪問調査では、引き続き同じ担当地域の避難所訪問とともに、障害者施設等への訪問を開始する。