理事長です。
第22回東京都中途失聴・難聴者の集いが去る1月12日(土)江東区文化センターであり、
関東ブロック会長を兼ね参加してきましたので報告します。
当日は小雨の降る寒い日でした。会場では多数の補聴器関連各社が展示をしていて、
一通り見て回りました。昨年の岩手大会での展示会場で、携帯会社のサービスマンに
再度お目にかかりました。
磁気誘導ループの小型補聴器は、初めて視聴しましたが両耳で聞けたので効果があり
とてもよかった。会場の参加者は例年のごとく大勢で、特に高齢の女性客が目につきました。
東京住まいの会員や、旧聴互会メンバーにも会いました。しかし、関東ブロックメンバーでは、
千葉県理事長、埼玉県会長と少なかった。
理事長の話に、歌手浜崎あゆみの話がありました。
20歳の時に聞こえに障害があったそうで7年間苦労してきたという話でした。
その後、8人による3分間スピーチ。これはユニークでした。
話者は老壮青年、要約筆記者とバランスに富み、手話教室に通い手話の学習した話、
元気のない全国青年部の中にあって、宮城、我が茨城の青年部の話、パントマイム、
社会の中の聴覚障害者、耳かけ補聴器のアクセサリーの話等いろいろな話をされていました。
司会の名倉さんの話では、この企画は理事長の発案とのことで、自ら実行委員長として
発表者に記念品を手渡されました。
メインは森本行雄氏(聴力障害者情報文化センター聴覚障害者情報提供施設所長)の
「ヘレンケラーをめぐる5つの誤解」という講演。
私が初めてヘレンケラーを知ったのは、中学の英語の時間。1、2年生のころの教科書に
サリバン先生がヘレンの家庭教師をする内容のもの。その教育の中でヘレンはどうにも
手がつけられないやんちゃ以上のことが書かれていることが記憶に残っています。
氏の話にもそのことに触れていました。来日のことは、協会活動をするようになってから
わかったのですが、3度も来日したとのこと。最後は1955年というから私は小学校5年生当時です。
ヘレンは大学まで行っているが、米国内における協会活動はしていなかったそうで、
米国政府は、30数カ国にヘレンを積極的に派遣したそうです。
海外においてヘレンの生き様を広げることがその国の障害者の福祉向上に寄与すると考えたという話でした。
ヘレンは生来盲ろうだった?手話を否定していた?などの話がありましたが、多数の本や映画化も
されているので、障害者運動を進める上では読書や鑑賞も必要だなと思った次第です。
この後、盲ろう体験があり、若い女性盲ろう者が壇上に上がり実際のコミュニケーション風景の実演が
ありました。昨年の岩手大会では盲ろう者が壇上の最後部で手を取りながら講演者の通訳風景を見ましたが、
遠くてよく見えず、目の辺りにしてみるのは初めてでした。
クイズは昼食中のため見逃しましたが、面白かったのはアトラクション。
東京農業大学による応援団の実演でした。大学の由来の説明の後、男子による応援、
ややあってチアガールの応援、ぴちぴちガールで元気がありよかった。
この企画は、実際に応援団を見てみたいという声があり、大学に依頼して実現したものだそうです。
同大といえば大根を持ってする応援、よくテレビなどで見かけましたが、
フィナーレはまさにその大根による応援歌。タイトルは「青山ほとり」と言うのだそうです。
団員は最初から最後まで皆、真剣そのもので、汗だくの実演でした。
最後に参加者による青山ほとりの応援です。それも実際に応援に使った大根を持っての実演でした。
上着を脱いで踊りしましたがその大根はお土産ということで、荷物になり、埼玉の会長に譲ろうとしたら、
押し付けられてやむなく持たされてしまいました。
昨年の集いでは、メインは歌舞伎でした。歌舞伎は始めて見るものでした。実際の実演ではなく、
歌舞伎はいろんな道具を使いますが、その道具の紹介を兼ねたものでした。今回のアトラクションの
応援団は、集いとは縁のないものと考えていましたが、会員の声を反映するのは大事なこと、
しかし、お荷物のでっかい大根には閉口しました。
