名古屋シティハンディマラソンに参加しました!

10月21日(日)に、「第23回名古屋シティハンディマラソン(名古屋市、障害者と市民のつどい拡大実行委員会主催)」が名古屋市中区の久屋大通りで開催されました。
今回は、第9期生として来日しているタムさん(タイ)、テさん(ラオス)、バヤールさん(モンゴル)の3名が参加しました。また、(財)広げよう愛の輪運動基金専務理事の駒井さんが3人の応援にかけつけてくれました。

「名古屋シティハンディマラソン」は1周800メートルのコースを手動車いすや電動車いすなど4つのグループに分かれて走ります。
テさんとバヤールさんはAグループ(手動車いす使用者1周コース)、タムさんはBグループ(電動車いす使用者1周コース)に出走しました。

さわやかな秋晴れのもと、出場受付場所である栄オアシス21には参加者が続々と集まってきます。その数、約330人!
規模の大きさにびっくりしながらも、ひそかに上位入賞を狙う3人は、準備体操にも気合いが入ります。

いよいよマラソンが始まりました。
第一レースは、Bグループ(電動車いす使用者1周コース)です。
出走前のタムさん、余裕のスマイルです。
<写真2:タムさん、スタート地点でカメラに向かってスマイル>
スタートから好位置をキープしたタムさんは、そのまま2位でゴールイン!
ゴール地点でも、タムさんスマイルが光りました。

そして、Aグループ(手動車いす使用者1周コース)です。
Aグループの出走者がスタート地点に移動してきました。バヤールさんは比較的リラックスした表情を浮かべていましたが、テさんは入念に準備運動をしていました。

そして、スタートを知らせるピストルが鳴り響きました。
スタート地点の混戦を抜け出し、二人は4位、5位につけました。

ゴール地点に移動し、待っていると・・
まずはテさんの姿が見えました。3位の選手を大きく引き離して2位を奪取しました。

テさんに遅れること数分。バヤールさんも現れました。バヤールさんは9位でした。
3人揃って、好成績を収めました。

「ラオスには障害者が参加できるマラソンがありません」と、テさん。タイやモンゴルには車いすで出走できるレースはあるそうですが、その規模は小さく、郊外で行われます。一方、名古屋シティハンディマラソンが実施された栄は、名古屋の中心地です。「こんな大きな街の中を、たくさんの人たちと走ることができて気持ちがよかった!」と3人は笑顔で話してくれました。
スポーツの秋にふさわしく、マラソンを思いっきり楽しんだ1日でした。

添付サイズ
Image icon 2007110202.jpg19.16 KB
Image icon 2007110203.jpg16.67 KB
Image icon 2007110204.jpg19.72 KB
Image icon 2007110205.jpg21.06 KB
Image icon 2007110206.jpg18.86 KB
Image icon 2007110207.jpg15.37 KB
Image icon 2007110208.jpg18.03 KB
Image icon 2007110209.jpg13.27 KB