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べてるとアイヌ民族をつなぐ会

北海道の浦河町と関わり始めてから早6年が経ちました。津波対策に重点をおき、町役場および浦河べてるの家とともに国立障害者リハビリテーションセンター研究所が精神障害者の防災に関するプロジェクトを行なって以来のご縁です。ネットワークはどんどん広がり、浦河町役場、教育委員会、自治会、べてるの家を始め、町民自身が共に手を携え浦河町の防災計画を考えるようになってきています。浦河町教育委員長からは今年のべてる祭り前夜祭当事者研究会全国大会のご挨拶で「浦河町の防災についてはべてるから学ぶことが沢山ある」という言葉がありました。

今回の出張の目的は、アイヌ民族とべてるの家がより継続的につながるようにとアイヌ民族の吉良平次郎を題材にした紙芝居上演を手伝うことでした。紙芝居上演には、赤尾悦子さん、熊谷カネさん、八重樫志仁さん、大野徹人さん、間宮郁子さんを始め、浦河べてるの家の早坂潔さんや松原あさみさん、浦河町教育委員会、向谷地先生、日赤浦河病院や当機構が連携して動きました。

べてるの潔さんも参加した実行委員会第一回ミーティング

公演前の打ち合わせ

6月25日午後3時半から浦河町総合文化会館ミニシアターにて紙芝居とサコロペ語りはアイヌ協会白糠支部副支部長の滝地良子さんによって進められました。口こみで広報をしたおかげで85名の町民が参加しました。

緊張している赤尾さんの挨拶

会場の背後からみた満員の参加者

サコロペでは、主人公の少年と魔物が戦う様をうたっていました。続いて、紙芝居ではアイヌ民族であり右側の四肢まひをもつ吉良平治郎が郵便逓送人の仕事を得た矢先に猛吹雪の中で遭難した話を公演しました。

滝地さんがサコロペを語っているところ

吉良平治郎紙芝居の始まり

滝地さんの紙芝居風景

休憩をはさんで、会場から紙芝居やアイヌ民族についての感想を聞き、滝地さんが丁寧に応えていました。滝地さんの経験談は生き方に苦労している人に多くのヒントとなりました。最後は滝地さんや熊谷さん、遠山サキさんがアイヌの唄をうたい、会場が輪になって踊っていました。笑いが絶えませんでした。

滝地さん、熊谷さんらのアイヌの唄

会場にいる参加者を巻き込んでアイヌの踊り

教育委員会の浅野課長の閉めの挨拶

午後6時半からは浦河楽会が始まり、べてるメンバーや町民が当事者研究を発表しました。滝地さん達も今度は会場で話を聴きました。

6月26日午前11時から松山で昼食会を開きました。滝地さんや遠路はるばる紙芝居公演をお手伝いくださった篠崎さんご夫妻を囲んでべてるのメンバーや親も参加し、今後の展開について話しました。滝地さんからはアイヌ民族の当事者研究もしてみたいというお話もありました。浦河からネットワークを生かした新しいイベントが始まりそうです。

松山で昼食会

プーケットの写真を見ています

IH