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「読む」ことに困難のある児童・生徒の学習を考える~マルチメディアデイジー教科書の活用

12月7日大阪市立中央図書館で行われた、NPO法人奈良デイジーの会・大阪市立中央図書館・近畿視覚障害者情報サービス研究協議会共催の講演会に参加してきました。

新しくなった著作権法の解説、ディスレクシア当事者からの発表やお子さんがDAISYを使用している親御さんおよびDAISY教科書を教材で使っている教育関係の方々からの報告がありました。

親御さんからの発表が特に印象的でした。
・学校の授業中、どこをやっているのかがわかるようになった。
・自習ができるようになった。
・国語が嫌いだったけど、漢字の勉強をするようになった。
・朗読に抑揚がつくようになった。
・文章理解、心情理解ができるようになり、先生の質問に対して的確に答えられるようになった。
・自信が持てるようになり、DAISYがあれば何でも読めると言うようになった。
といった内容で、国語のDAISY教科書を家庭学習の際に活用することによって、学習面のみならず精神面でも大きな変化が見られたという報告でした。

パネルディスカッションでは、今後学校内でDAISYを活用していくにはどうしたらいいかについて、課題点を挙げていました。
・DAISY活用効果を先生に理解してもらうこと
・DAISY教科書を使用することは特別なことではないと認識してもらうこと
・教室内の物理的条件を揃えること
また、子供の学びたい気持ちやわかると嬉しいという気持ちに向き合いながら、DAISYをうまく活用する環境を整えていくように努力していくという意思確認をしました。

FK