新規コメントの追加

音ボラネット総会 マルチメディアDAISY分科会 高校生の教科書

6月7日 全国音訳ボランティアネットワーク(音ボラネット)の総会の2日目に、3つの分科会の一つでマルチメディアDAISYの分科会が開催された。参加者は100人ほどであった。
ATDO濱田が、マルチメディアDAISYのデモをして、活用事例を紹介した。
そのあと、小学生のDAISYユーザーの保護者で調布デイジー会長の牧野さんが活用事例を報告した。紙の本を音読しているときのビデオと、DAISYを活用して音読しているときのビデオが再生され、ディスレクシアの子どもにとって、DAISYで読書をすることで大きな違いがあることが分かりやすく伝わった。
その後、伊藤忠財団のマルチメディアDAISYプロジェクトに音ボラネットから参加した南部さんが、マルチメディアDAISYの製作に録音という形で参加した経験を紹介した。
最後に、高校生のディスレクシアの青年の保護者からの報告があった。中学まではDAISY教科書を使ってどうにか学校に通っていた青年が、高校になってDAISY教科書の提供を受けられず、大変な思いをしている現状が語られた。
青年が親に託した手紙には次のようにあった。
「僕わ勉強ができません。
みんなに努力がたりないといわれます。
でも、ノートを何さつ、何さつ書いてもおぼえられません。
おぼえてもすぐに忘れてしまいます。
漢字もおぼえられません。
英語も覚えられません。
がんばってもできません。
中学の時の先生に、勉強ができないやつは社会ではみとめてもらえないといわれました。
僕わ、勉強ができないから社会でみとめてもらえません。
自分のできることで、社会でみとめてもらえることはないかと考えています。
でも、やっぱり勉強ができないとだめなんだと思います。
勉強のできない僕わ生きているかちがない。
夢をもってはいけない。
がんばって勉強がしたい。勉強ができるようになりたい。
そして、夢をかなえたい。
人の役にたちたい。
僕に勉強ができるようにしてください。おねがいします。」

昨年のリハ協での講演会での発表の記録がアップされています。URLは下記です。
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/access/daisy/seminar101223/report/report12.html

M.H.