2008年CSUNカンファレンス 報告

昨年のCSUNカンファレンスの報告です。
今年は、2009年3月16日から21日開催です。

ATIAカンファレンス

2009年1月27日から30日に、アメリカのフロリダ州オーランドで、ATIA(支援技術産業協会 / Assistive Technology Industry Association)と、関連する会議が開催された。
支援技術に関わる企業が、展示・発表をする場である。100以上の企業が展示を行った。

ノルウェーのDAISYユーザー

ノルウェーのDAISYユーザーの昨年の講演資料を、ノルウェー語ー>英語ー>日本語に訳しました。
添付を見てください。

国際シンポジウム 「地域における障害者のインクルーシブな情報支援」2月6日7日京都

国際シンポジウム
地域における障害者のインクルーシブな情報支援 
2009年2月6日7日 京都

主催 NPO法人 支援技術開発機構(ATDO) 
協力 DAISYコンソーシアム、日本DAISYコンソーシアム
会場 京都市国際交流会館 (地下鉄蹴上駅徒歩6分)
(厚生労働省平成20年度障害者自立支援調査研究プロジェクト助成)

DAISY South Africa 立ち上げ会 (南アフリカ ヨハネスブルグ)

2008年12月8日、DAISY South Africa の立ち上げ会が、南アフリカ、ヨハネスブルグ
のマイクロソフトのビルで行われた。

南アフリカ全土から、約80人の参加者がありました。ディスレクシア、自閉症、知的
障害、精神障害、聴覚障害、視覚障害、肢体不自由を含む、様々な障害者団体の代表
者、ICTや教育関係の政府関係者、出版社や、支援技術の企業からの参加があった。

10人の関係者から、講演があった。
DAISYコンソーシアム会長の河村氏は基調講演で、障害者、非識字者、少数言語、文
字のない言語を話す人々を含むすべての人にインクルーシブな知識を基礎とした手法
により、HIV/AIDSや災害等の重要課題に立ち向かうことができると述べた。

IGF2008

IGF2008
http://www.intgovforum.org/cms/

第3回IGFは、2008年12月3日から6日にインドのハイデラバードで開催された。
IGF(インターネット・ガバナンス・フォーラム)は、国連の事務総長が主催する、インターネットの管理運営に関する国際会議である。
DAISYコンソーシアムは、ITU(国際電気通信連合)や各障害団体と一緒に、障害者の情報へのアクセスの権利をIGFの重要な議題として発言した。

12月4日のIGFメインセッションでは、多言語のインターネットの実現のをテーマとするパネルディスカッションで、DAISYコンソーシアムの代表として河村氏が発表した。手話を含む障害者のニーズや、2008年に受賞したITUの賞の受賞理由である、障害者、少数言語、書記文字のない言語の使用者、非識字者の情報アクセスの実現に関して、話をした。
http://www.intgovforum.org/cms/workshops_08/main_multilingualism.htm

「読む」ことに困難のある児童・生徒の学習を考える~マルチメディアデイジー教科書の活用

12月7日大阪市立中央図書館で行われた、NPO法人奈良デイジーの会・大阪市立中央図書館・近畿視覚障害者情報サービス研究協議会共催の講演会に参加してきました。

新しくなった著作権法の解説、ディスレクシア当事者からの発表やお子さんがDAISYを使用している親御さんおよびDAISY教科書を教材で使っている教育関係の方々からの報告がありました。

親御さんからの発表が特に印象的でした。
・学校の授業中、どこをやっているのかがわかるようになった。
・自習ができるようになった。
・国語が嫌いだったけど、漢字の勉強をするようになった。
・朗読に抑揚がつくようになった。
・文章理解、心情理解ができるようになり、先生の質問に対して的確に答えられるようになった。
・自信が持てるようになり、DAISYがあれば何でも読めると言うようになった。
といった内容で、国語のDAISY教科書を家庭学習の際に活用することによって、学習面のみならず精神面でも大きな変化が見られたという報告でした。

デイジー(DAISY) 体験会

読みに困難のある人への学習支援

デイジー(DAISY)は、デジタル録音図書の国際標準規格です。スウェーデンやアメリカ等では、ディスレクシア、ADHD、自閉症、視覚障害、肢体不自由等様々な理由により読みに困難のある学生にはDAISYでの教科書、教材の提供が保障されています。印刷物を読むことに困難があり、適切な対応が受けられないと、情報や知識へのアクセスが制限され、学習や仕事が困難になったり、自己概念が低下したりするなどの問題につながります。国内でも、デイジー図書の活用により、授業の内容が分かるようになった、本を読む意欲がわいてきた、自信を取り戻した、など様々な声が寄せられています。

プログラム  
・デイジー(DAISY/Digital Accessible Information System)概説
・DAISY図書再生デモンストレーション
・活用事例 (家庭での予習、学校での特別支援)
・ソフトのインストール説明
・デイジー再生方法説明

*パソコンをご持参いただくと、その場で無償のソフトのインストールと再生体験ができます。

The TECH AWARDS 2008

2008年11月13日に米国サンノゼで、The TECH AWARDS 2008の
表彰式がありました。The TECH AWARDSとは、躍進するテクノロジー
技術を使って人類に貢献した人あるいはプロジェクトに与えられる
名誉ある賞です。2008年度は5部門で25人の入賞者がありました。

事務部門担当副理事の河村が会長を務めるDaisy Consortium(米国)が
2008 Equality Award Laureateに選ばれ、表彰式に河村が参加しました。
入賞者は全員ブラックタイという正装で出席するため、河村の珍しいタキシード姿もアップしてみました。

入賞理由は、無料提供の再生ソフトAMISを使ったDaisyツールの開発が
情報を得にくい立場の人たち、識字障害者や聴覚障害者を初め、
あらゆる障害を持つ人々に役立っているということです。
様々な情報を音と文字とビジュアル性に富んだDaisyツールから
得ることができるようになったという点です。特に、無料のソフトを使用することで、
情報アクセスが万民の手に平等に届くようになったことが評価されました。

(I.H)

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