調布デイジー講演会「読みたくても読めない君へ 話す本を届ける」参加報告

調布市を本拠とする調布デイジーのデビュー講演会に行ってきました。後援は調布市教育委員会をはじめ、調布市社会福祉協議会、東京都自閉症協会、パルレ、グローバルシップスこうべ、全国LD親の会、財)日本障害者リハビリテーション協会やATDOでした。有難いことに74名の参加者がいらしてました。

講演会タイトル

会場から

ATDOの濱田からマルチメディアDAISYの紹介で会は始まり、岐阜の神山さん、代表の牧野さん、そして会員の片岡さんらのお話は内容的に濃いだけではなく、とても温かいものでした。ディスレクシアとはどのような障害なのか、ディスレクシアという障害をもつと活字が本当に生きた個体のように見えるという実例や保護者が子供にどのような支援を実際にしてきたのか、DAISYにどうやってたどりついたのかなど、親の気持ちを話しておられましたが、会場の皆さんは静かに何回も何回も頷いていました。

ディスレクシア当事者の印刷物の見え方の例:

平成21年度厚生労働省障害者自立支援調査研究プロジェクト事業「しごとづくりプロジェクト」

<活動メモ>
2009年9月27日 講習3(六甲、プロップステーションにて)
10時~-スタイル、画像挿入の復習、画像加工ソフトダウンロード
13時~-写真の加工
17時 -終了

濱田先生

2009年10月3日 講習4(六甲、プロップステーションにて)
10時~-PDFファイルからワードへ
13時~-同上
17時 -終了

2009年10月17日 講習5(六甲、プロップステーションにて)
10時~-DAISY図書製作ツールの説明、インストール、合成音声
13時~-Save as DAISYでDAISY xmlファイル作成
17時 -終了

初めてのデイジー

平成21年度厚生労働省障害者自立支援調査研究プロジェクト事業「しごとづくりプロジェクト」

<活動メモ>
2009年9月6日 ワード講習1(六甲、プロップステーションにて)
10時~-竹中さん、河村によるプロジェクトの説明、注意事項
13時~-講習開始(ワードの基本操作、文字入力、フォルダの作成)
17時 -終了

河村先生の挨拶

2009年9月13日 ワード講習2(六甲、プロップステーションにて)
10時~-スタイルについて、画像挿入方法、代替テキスト
13時~-ワード画面上の画像の修正・最適化
17時 -終了

Cグループの皆さん

平成21年度厚生労働省障害者自立支援調査研究プロジェクト事業「しごとづくりプロジェクト」

「しごとづくりプロジェクト」がいよいよ、2009年9月6日に神戸市六甲で始まりました。
兵庫県LD親の会「たつの子」とNPO法人支援技術開発機構による、LD等の発達障害のある青年男女の就労を支援するプロジェクトです。六甲アイランドにある社会福祉法人プロップ・ステーションのご協力もあり、発達障害に起因する様々な「くろう」への対処方法をマニュアル化し、防災に対する発達障害児・者への効果的な支援のノウハウをDAISY規格によるマルチメディアマニュアル製作を通して提供する予定です。
有効な成功事例となるべく頑張りたいと思います。

<活動メモ>
2009年8月3日 社会福祉法人プロップステーション訪問
参加者:竹中さん、菊田さん、岡野さん(プロップから)山中さん、高妻さん、(たつの子から)、河村、服部(atdoから)
LD児の就労支援に関する問題点の確認、プロップステーションのビジネスモデルの説明

講習会場

第25回日本教育工学会のご案内

来る9月19日(土)、日本教育工学会第25回全国大会[2009年度]で開催されるワークショップのご案内です。

場所:東京大学 本郷キャンパス、工学部2号館
会場:293-1号室
テーマ:学習障害を支援するマルチメディアDAISYの活用と展開

9月19日(土)18:00~19:30
河西 由美子先生(玉川大学)主催

 マルチメディアDAISY (Digital Accessible Information System) は、音声と映像、文書をシンクロさせて展示する情報システムです。特に「読字障害(ディスレクシア)」と呼ばれる文字の認識への障害に対して大きな効果のあることが近年注目されています。諸外国では組織的な教科書のマルチメディアDAISY化が進んでいますが、日本では少数のボランティアグループが DAISY教科書を自作しなければならない現状です。また一般教室では、教員の無理解から、障害のある児童・生徒が個人用のコンピュータを通してマルチメディアDAISYを活用することが許可されず、有効な支援が行われない状態になっています。本ワークショップでは、マルチメディアDAISYの紹介と自作システムの展示などを通して、マルチメディアDAISYの今後についてその展望について議論される予定です。

調布デイジーによるDAISY図書講演会の案内

「読みたくても読めない君へ 話す本を届ける ~ディスレクシアや発達障害の子どもへマルチメディアデイジーを~」

日時:平成21年10月31(土)  13:30~16:00
場所:調布市文化会館たづくり 1001学習室 (京王線調布駅より徒歩3分)
参加費:無料(先着50名)

ディスレクシアや学習障害、自閉症など発達障害の児童・生徒は、読み書き(識字)がとても困難です。 しかし、視覚障害や知的遅れがない場合も多いため、その原因は本人の努力不足とされることも少なくありません。これらの発達障害者や、知的障害、聴覚障害などにより識字(特に学校における教科書の理解)が困難な子どもへの学習支援の効果的なツールとして、『マルチメディアデイジー』が有効な実績をあげています。
文字が見えるのに読めないということは、どうのような障害であるのか。当事者からの報告に交えて、実際にマルチメディアデイジーを使った学習支援の事例を発表し、調布市においても識字困難者への理解を高め、また、地域で識字困難で悩んでいる子どもたちへの支援の輪をひろげましょう。

調布デイジー

マルチメディアDAISYの製作・提供・普及を行うボランティア団体である調布デイジーのホームページが公開されました。
http://choufu-daisy.com
会員は、20名弱で、メンバーは東京都内から集まっています。
月に一度例会を行っています。
10月31日に講演会を予定しています。

M.H.

8月27日 夕刊 毎日新聞(大阪本社) 一面に掲載

8月27日 夕刊 毎日新聞(大阪本社) 一面にデイジーに関する記事が掲載されました。
DAISY版の教科書は、印刷された教科書を読むことに障害を持つ子どもの利用のためにだけ郵送あるいは登録した利用者だけが利用できる非公開のネットワークを経由して提供しています。
入手に関しては、下記のATDOホームページより申請できます。
http://www.normanet.ne.jp/~atdo/aboutdaisy.html

以下、8月27日 夕刊 毎日新聞(大阪本社) 一面より抜粋

べてるとアイヌ民族をつなぐ会

北海道の浦河町と関わり始めてから早6年が経ちました。津波対策に重点をおき、町役場および浦河べてるの家とともに国立障害者リハビリテーションセンター研究所が精神障害者の防災に関するプロジェクトを行なって以来のご縁です。ネットワークはどんどん広がり、浦河町役場、教育委員会、自治会、べてるの家を始め、町民自身が共に手を携え浦河町の防災計画を考えるようになってきています。浦河町教育委員長からは今年のべてる祭り前夜祭当事者研究会全国大会のご挨拶で「浦河町の防災についてはべてるから学ぶことが沢山ある」という言葉がありました。

今回の出張の目的は、アイヌ民族とべてるの家がより継続的につながるようにとアイヌ民族の吉良平次郎を題材にした紙芝居上演を手伝うことでした。紙芝居上演には、赤尾悦子さん、熊谷カネさん、八重樫志仁さん、大野徹人さん、間宮郁子さんを始め、浦河べてるの家の早坂潔さんや松原あさみさん、浦河町教育委員会、向谷地先生、日赤浦河病院や当機構が連携して動きました。

べてるの潔さんも参加した実行委員会第一回ミーティング

全国LD親の会から教科書のアクセシビリティに関する要望書提出

全国LD親の会から教科書のアクセシビリティに関する要望書が提出され、賛同表明のお願いがでています。下記、LDニュースより抜粋。

■ 文科大臣宛及び国立国会図書館長宛要望書の趣旨への賛同表明のお願い ■
■ 文部科学大臣宛要望書を提出 NPO法人全国LD親の会 2009/06/15 ■ ■ 国立国会図書館アクセシビリティ確保に関する要望書/日本図書館協会 ■ ■ 朝日新聞「声」「デジタル化は教科書優先で」/福祉団体役員 河村宏 ■ ■ 「教科書のデジタル化進めて」 NPO団体代表 濱田滋子(奈良県) ■

■ 文科大臣宛及び国立国会図書館長宛要望書の趣旨への賛同表明のお願い ■
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-------以下転載・転送を歓迎致します。

ご案内のように、昨年9月に施行となった著作権法33条の2改正により、文科省検定教科書をLD等の発達障害の児童生徒のために、「拡大」したり「デジタル(デイジー図書)化」して複製することが、許諾を得ずとも著作権者に通知すればできるようになりました。

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